たとえどんなに。
なかなか帰ってこないみんなに
私は不安を覚え、
階段をおり、下まで見に行った。
聞きなれた透き通る琴の笑い声。
今でも、鮮明に覚えている。
みんなの声のする部屋をのぞくと
萌李、琴をはじめとする
バドミントン部のみんな。
靖をはじめとする
同じ学校男子バドミントン部の子
他中の靖の男友達がたまっていた。
靖の手には
私の手紙。
・・・破られた・・・
悲しくて、苦しくて。
視界がぼやけて。
最後に見えたのは
ばらばらになった手紙を
無残にゴミ箱に投げつける靖。
ゴミ箱の上をきれいに舞う
私の思いをつづった手紙と、
それを見て笑いあう
私のそばにいた人たちの顔
それだけだった。
私は不安を覚え、
階段をおり、下まで見に行った。
聞きなれた透き通る琴の笑い声。
今でも、鮮明に覚えている。
みんなの声のする部屋をのぞくと
萌李、琴をはじめとする
バドミントン部のみんな。
靖をはじめとする
同じ学校男子バドミントン部の子
他中の靖の男友達がたまっていた。
靖の手には
私の手紙。
・・・破られた・・・
悲しくて、苦しくて。
視界がぼやけて。
最後に見えたのは
ばらばらになった手紙を
無残にゴミ箱に投げつける靖。
ゴミ箱の上をきれいに舞う
私の思いをつづった手紙と、
それを見て笑いあう
私のそばにいた人たちの顔
それだけだった。