たとえどんなに。
1月14日

別れました・・・

やっぱり陽菜が忘れれないらしい。

そうだよね。

私なんかじゃだめだよね。

「わかった。」

私にはそういうしかなかった。

陽菜のため。

佑馬のため。

そうやって色々言い訳並べて逃げた。

結局自信がなかった。

これから受験で離れる。

その間に佑馬をつなぎとめる自信。

結局また靖見たいになるんじゃないか。

裏切られて。

捨てられて。

そしてやっぱり心の隅に居座る靖で

彼を傷つけてしまうのが怖かった。

苦しそうな顔させるのが怖かった。

それなら、私に縛られず

自由に生きてほしかった。

陽菜とでもいい。

幸せになれる恋愛をしてほしい。

これが私の願い。

私は彼の幸せを壊すことしかできない。

だからせめて

彼の幸せを願いたい。
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