たとえどんなに。
そんな大好きな二人の幸せを壊したのは

他でもない私でしたね。

すいません。

二人の明るい未来を奪ったのは

他でもない私なのです。

梢の言う

「自分より相手の幸せを願う愛し方」

を、私はとても尊敬します。

私は二人の幸せを壊してしまったからこそ

誰より二人の幸せを願いたいのです。

私の大好きな二人だからこそ

必ず幸せになってほしい

本当は悔しいけど

私にはできない役目だから

最後ぐらい適任な陽菜におねがいするよ

最後ぐらい負けを認めます。

ごめんなさい
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