たとえどんなに。
ゲーセンに入るとまなぶんは

ゲームに熱中。

会話がない。

沈黙が重い。

椿君は窓から外をみてるだけ。

佑馬君はひたすら携帯。

私はすることもなく無言。

とにかく誰もしゃべらないのです!!!

コワスギマス・・・

こういう時は誰か気をつかって

話してくれればいいのに。

不良にはそんな頭もないのか!

椿君は何かを思い出したように立ち上がる

ゲーム機の前に立つと

初めてしまった・・・

あぁーーーー

私は脳内で大きな声をあげた。

なんで。

なんでこの人なのーーー

私、佑馬君が一番苦手なんですけど。

気まずい・・・

のは、私だけだな。

そんなに携帯ばっかり見て楽しいの?

携帯依存症?

それとも携帯彼女でもいるの?

あの顔で?

駄目だ。笑いが・・・

ぶらぶらしてよ。
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