たとえどんなに。
美也まだ?

「亜夢ゴメーン。」

元気のいい聞きなれた声。

駐輪場で自転車を止めながら

私に声をかける美也。

「美也ぁーーー」

私は美也に抱きつくー

「はいはい、ごめんねー。」

美也は私を引っ張ってゲーセンにはいる。

「おう、椿。佑馬。」

「あっ、浅倉先輩。ちわ。」

「先輩、ちわーす。」

「寝ぼすけ、おはよ。」

「学、うっせーぞ。」

そう言って笑う美也。

すぐに輪の中に入って行った。

美也、すごいな。

椿君と佑馬君って美也の後輩なんだ

ってことは陸上部か。

「亜夢。あれやろ。」

バスケ勝負?

「いいよー。」

「先輩、俺らもやりてー」

「おー、やろやろー。

 佑馬お前も入れー。」

あの、携帯依存症年が・・・

机に携帯を置いたぞ!!

初めてじゃね!

美也すげー

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