たとえどんなに。
初めて私は彼女らに涙を見せた。
ため込んでいた思いがすべて出てくる
声にならない言葉が
口内にあふれている。
だけど、これは言えないや・・・
涙は止まらない
私は何もしゃべらない
それでも琴と萌李は無言で肩を抱き
私を慰めてくれた
まるで中一の時のように
私が靖にひどい言葉を投げられ
一人で泣いていた時のように。
一人で泣いていた・・・
泣いていたが壁を挟んだ反対側で
二人がずっと待っていてくれたことを
私は知っていたんだ。
少し軽くなった気持ち。
『ありがとう』
琴と萌李へ。
ありがとう。
ありがとう。
ため込んでいた思いがすべて出てくる
声にならない言葉が
口内にあふれている。
だけど、これは言えないや・・・
涙は止まらない
私は何もしゃべらない
それでも琴と萌李は無言で肩を抱き
私を慰めてくれた
まるで中一の時のように
私が靖にひどい言葉を投げられ
一人で泣いていた時のように。
一人で泣いていた・・・
泣いていたが壁を挟んだ反対側で
二人がずっと待っていてくれたことを
私は知っていたんだ。
少し軽くなった気持ち。
『ありがとう』
琴と萌李へ。
ありがとう。
ありがとう。