たとえどんなに。
アイスクリーム

甘い罠

私と携帯依存・・・

いや、へんまはラインを始めた。

毎日夜に送るラインは

『暇』

ただ、それだけ。

なのにそこからたわいない話へと変わっていく

梢といるときでも、ラインに熱中

でも、わかってるよ。

彼女がいること。

「陽菜、かまってあげなよ。」

私の気遣いに返ってくるのは

「めんどい。」

そんな何の感情も含まれていない台詞

彼かのってこんなにさっぱりしてるものなの?

私の携帯は彼氏より

へんまに費やされた。

美也はそんな私を横目で見た。

「佑馬はやめときなよ。」

そう忠告された。

へんまは私の暇つぶし相手。
< 75 / 172 >

この作品をシェア

pagetop