God･Game

｢………｣
｢……ねぇ悠希…何でこんな所に仮入部するの？｣
｢秘密…｣

今俺達が立っている所は[オカルトミステリアス倶楽部]の目の前だ。

こんな事件が起きなかったらこんな所絶対に来ない。
でも、此処じゃないと信じてくれそうにない…

まぁ真相がわかったらすぐに退部すればいいか。


｢悠希ぃ…私も入らないと駄目？｣
入りたくなさそうに、真歩は悠希の腕を掴む。
｢ちょっと此処で調べたいことがあるんだ。｣
｢調べたいことって？｣
｢秘密｣
｢もぉーさっきから秘密秘密って！何で私に話してくれないのよぉ<font color="#000000"></font>！？｣
真歩がバシバシと俺の肩を叩いてくる。
｢はぁ…今は、話せない。でも真歩にはいつか話すよ…｣
悠希は、ため息をつき真歩の頭を撫でた。
｢絶対よ！｣
真歩が小指を出した。
｢わかった。約束な｣
悠希も小指を出して真歩の小指に絡める。　

“ゆーびきーり　げんまん

嘘ついたら　針千本


のーます…


《人間の約束かわしたら絶対に守らないといけないルール……破れば天罰》















指切った”