紅い姫
私はしぶしぶ座った…
「あ!翼~!
今日は沢山買っちゃてから…倉庫ね~!
」
と言うと、啓介は嬉しそうにしていた…
「じゃあ…俺は一回家に帰って
里桜のバイク乗って行くわ…
里桜のバイク乗って良いか?」
悲しそうに聞く翼に私も悲しくなったが…無理やり笑顔でこたえた
「傷付けんなよ?
付けたら、翼のバイク…十円ギザギザで
往復5回だからな!」
私は笑ながら言った積もりが…
何故か…翼は兎も角…啓介までが
震えて居た…
「じ…じゃあ…
行くよ?」
と啓介が聞くと
エンジンを吹かし、風を切り走り出した…
久し振りのバイクに心が踊り
ウキウキで啓介にスピードを上げろ!!
と言うと怒られた…