君はあっち側 私はこっち側
記者が 七森聖夜にインタビューしてる間 ずっとそれをみてた。
私とは違ってスラスラ 笑顔で答えている七森聖夜は同級生には見えなかった。
別の世界に生きる人だと思った。
私がいるのとは違う世界。
私はカメラのこっち側。
彼はカメラのあった側。
「じゃあこれで失礼します。」
七森聖夜は長い足で私の方へ歩いてきた。
「行こうか?入学式はじまるよ。アシスタントさん?」
「え?」
私とは違ってスラスラ 笑顔で答えている七森聖夜は同級生には見えなかった。
別の世界に生きる人だと思った。
私がいるのとは違う世界。
私はカメラのこっち側。
彼はカメラのあった側。
「じゃあこれで失礼します。」
七森聖夜は長い足で私の方へ歩いてきた。
「行こうか?入学式はじまるよ。アシスタントさん?」
「え?」