偽りの自分。
『起立、礼。ありがとうございましたー』
気がつけば授業が終わった。
『美鈴、吉野に手紙書いたんでしょ？』
授業が終わってすぐに雫が美鈴の席へ行っていた。
『そーなの。吉野の反応、マジ笑えたよ笑』
周りに聞こえないようにして、二人は話しながら教室に戻っていった。
そのあと、あたしと美香が教室に戻った。
『吉野さん、ちょっと良い？』
教室に入ってすぐ
美香は椅子に座る吉野に言った。
『えっ......良いよ。』
美香と雫は吉野を連れて、
屋上に上がっていく。
二人とも...何するのかな....？
気になって、あたしもついていった。
後ろから、美鈴、優花もやって来た。
まさか、
周りに見えないようにいじめるの......？
