空と光
明後日はとうとう三年生の最後の大会。 バレー部は他の部よりいつもいい成績を残しているので先生がたの期待も大きいだから練習にも力が入り厳しい。最近やっと杉田先生も練習に参加してくれたとこだ。
「アタック打て~!!」「一年!ボール拾って!!ケガするでしょっ」 「はいぃぃ」 熱が入ると先輩の目も当然厳しくなる。「おい違うだろっ!さっきのもう一度やれ」相変わらずえらそうな杉田先生。昔は大学までバレー部だったらしいあの腹で・・・・。なんたってあだなは「たぬき」おまけに「自分は昔スリムだった」宣言までしちゃって((笑 なんて考えてる場合じゃない!アタック練習は玉拾いがわにとってはいつ顔にボールが当たってもおかしくない状況だから注意しなければ!!
「危ないっ」 バシッ!うっ見事に当たったつらい鼻血でやすい私にはキツい痛い! 「大丈夫??」友夏がよってきた「あはは・・」「あっ鼻血!」「うわっ最悪・・。トイレに行ってきます」よろよろと泣きべそでトイレに行った。
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