空と光

あつい夏*

人ごみの中、今の時代を生きる私。きっとみんな大切な人に支えてもらいながら生きている。息苦しい空気が嫌になったらいつものように空を見上げるんだ。そうすれば本当の自分を見失わないから・・・・・。



セミの鳴き声と同時に夏がやってきた
「はぁ・・・。プールとかありえない!!」狭い更衣室で水着に着替える「だよねぇ なんで中学にもなって男子と一緒にプール入らなきゃいけないのよ!!」奈々もまきまきタオルをきて水着に着替える。「奈々はスタイルいいほうだからいいじゃない!私なんてぶよぶよ足なんだからぁ」すると着替え終えた友夏が隣にやってきた「まぁまぁ2人とも!暑いからちょうどいいじゃない♪私だって泳げないし」ニコッと笑う友夏は水着でもなんでも似合う。「そうだよ!さっ行こ!うちら最後だから・・。早く早く♪♪」水泳キャップをかぶった愛美がせかす。「もぉ愛美は~」私も水泳キャップをかぶり準備した。

あの大会で三年生は部活を引退し今は二年と一年だけだ。秋ごろ二年生中心の大会がありそのあと一年生大会があるらしい・・・・。
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