空と光
もちろん学校のプールは古くプールサイドにはコケが生えている

「わっあつ!!」太陽で焼き付けられたコンクリートのプールサイドはまるで鉄板のように熱くなっていた。
「あつっ!!しかもプールぬるぬるしてるしぃ」前髪をあげた愛美が深い緑色になっているプールへ入った。しばらくブラシでプールの中を掃除していると
「きゃーっ!!!!!!!」
一番はじで掃除をしていた友夏が叫んだ「どうしたの?!友夏?」バシャバシャと濁った水を蹴りながら友夏のもとへ。
「むっ虫がね・・そこに・・・あっあそこ!!!いやーっ!こっちにくるーー!!」友夏はブラシを振り回し始めた「ちょっ友夏!ブラシ振り回したら危ないってばぁ!!」奈々と私は混乱してる友夏を止める。
友夏は世界一と言っていいほど大の虫嫌い
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