空と光

駅の隅っこで待ってると奈々が小走りできてくれた
｢遅れてごめんっっっあれ??愛美たちは??｣

奈々は大人っぽい黒の浴衣に水玉模様が描いてある
｢やっときてくれたぁ･･･まだ友夏たちきてないんだよ｣
｢そっかぁどうしよう切符も買わなきゃ･･･あっあれじゃない??｣遠くから２人が走ってくるのが見えた
｢はぁっはぁ･･ごっごめん､浴衣着るのに時間かかって･･･｣愛美は青の浴衣を着ている青っていうのが愛美らしいな
｢はぁ･･･ごめんね遅れて･･｡駅の近くすごい混んでて｣友夏はピンクの浴衣に頭のてっぺんにおだんごにしている｡襟足がぴょんとでていて可愛らしい
｢２人とも大丈夫だよ!まだ電車間に合うからね｣私は友夏のおだんごをちょんちょんとつっついた｢さっ切符買いにいこう♪♪｣奈々は右腕を大きく挙げた｡

切符を買いホームで電車を待つ

｢おっ電車きたー!｣
愛美が指を指す

ガタン､ゴトン､ガタン････

｢えっ｣
｢えっ｣
｢えっ｣
｢えぇーっ?!!!｣