空と光
いつもはスカスカな電車が満員状態。

「こっこれは乗れるの??」開いた口がふさがらない
「のっ乗るっきゃないでしょ」愛美は私の手をひいた
「いくよーっみんな離れないでね!」
私たちはぎゅうぎゅうな電車に乗り込んだ


やっと電車を降りると流されるようにホームへでた
「よぉーしたべるぞぉ!!」奈々はよしっと気合いをいれる 「私もたべるぞぉ!!」
「あはは2人とも張り切りすぎだよぉ~」友夏はそんな私たちをみて笑っている
外はまだ薄暗いけど屋台の光がぼんやりわかる
「なに食べる??」
「そうだなぁ・・・。
とりあえず、かき氷とか食べたい!!もう暑くてさぁ~」
愛美は浴衣の袖を少しまくり手をパタパタやる。「もぉ愛美はせっかく浴衣を着てるのに~」友夏は呆れ顔で愛美を見る
「それにしてもこんでるよねぇ」

花火大会は地元の人の他にいろんなところからくるから人込みがはんぱじゃない
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