空と光
みんなでかき氷を買った「やっぱりイチゴ味だよね♪♪」
イチゴ派の友夏と私に対して奈々たちは「いやいやブルーハワイでしょ♪♪」
パクッと愛美は口にいれた
人混みの中をかきわけなんとか川の近くにある芝生に座るとこを見つけた。ここなら花火がよく見える。かき氷を一口食べるとイチゴ味が冷たさと一緒に口に広がった「ん~っおいし♪♪」「私はたこ焼き~♪♪」愛美はさっき買ったたこ焼きを見てぺろっと口を舐めた
「おっもうすぐ花火があがる時間だよね??」友夏はケータイで時間を確認した「早くあがらないかな・・・・って奈々、食べるの早い~」隣にいた奈々はもうたこ焼きとかき氷を完食していた「へへーんだってお腹すいてたしさ」と口の周りにたこ焼きのソースがついたまま笑っている。「あはは奈々~ソース口についてるよ」友夏がほっぺな指を指す「えっうそ?!!」奈々はティッシュを小さい巾着からとりだして「もう、やだぁ」と恥ずかしそうに口を慌てて拭いた
ちょうちんの光や屋台がいろんなものを焼いている匂い。
楽しそうに友達や恋人と笑っている人たち。お祭りだなぁ・・・。ってつぶやいたら奈々に「当たり前でしょ」と笑われたけど
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