空と光
「もーっ!!!」友夏のほっぺがまた膨らんできた。
「友夏、いじけてるでしょ?」愛美がイジワルな顔をする
「いじけてないもん」少し強がっている友夏を女の私でもかわいいと思っちゃう

「友夏かわいいー!!」思わず抱きつく私に驚く友夏「ちょっ美羽??!なにっ?」そういいながら私の背中をポンポン叩く


「あーっ!!私の友夏とらないで!!!!」愛美が友夏の腕をひっぱる「だめー!友夏は私のだもん」
2人で友夏の取り合い。
「ちょっと2人とも~奈々助けて」
「あはは。いいじゃんいいじゃんあっ写メとっちゃお」
そういいケータイをこっちに向ける

暗闇に屋台から漏れる光と花火の光しかないのに奈々は写真をとりだした。
「はいっチーズ!!!」
フラッシュが眩しく顔に映った
「ちょっと奈々~!」
私は驚いて友夏の腕を離す「あはは美羽の顔、マヌケ!!」

だって急にだったし、友夏みたいに美人じゃなきゃ可愛く映らないよっ
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