空と光
倉庫の近くへ行くと先生と先輩が集まっていた


「やっときたか華原!先生の話をちゃんと聞いてたか?」

「ごめんなさい~」


私のミスさせ笑ってくれるのは野太い声で優しい教頭先生だ

「じゃあこれ運んで。男子が重いのもたなきゃだめだろ」
男子は玉入れのかご

次やる種目は玉入れなので赤と白のボールを私と奈々は運んだ

「けほっほこりっぽい~」
小さな倉庫は昔の校舎を物置にした建物。
「しょうがないよ 古いしここ汚いし!!」


ほこりのかぶっているボールの袋をもち倉庫をあとにした


「おっ華原!ここにおいとけあとは係がやるだろうから」

教頭先生は校庭で綱引きで使う綱を男子と運んでいた


袋をはじにおき校庭を見ると
リレーは終わっていて次の種目が始まっていた

< 88 / 89 >

この作品をシェア

pagetop