忌み子
生まれなきゃよかったなんて遅いんだ
(ジジジジジッ)
目覚ましが鳴った。僕の大嫌いな朝が来てしまったんだ。
『はぁ』と気だるげなため息を吐き、体を起こした。
「あやか〜!おはよ!」
ニコッと効果音が付きそうなほどの笑顔を向ける妹
「…おはよ」
対照的に低い声で返す僕。これも嫌いだ。
挨拶…というよりは人が嫌いなんだ。
…親なんてもってのほか、
なぜ僕を生んだんだろう。何がしたかったんだろう。
未だに疑問が残る
ボーッとしてる間に時間は刻々と過ぎ、
気づけば5分経っていた。
焦った僕は立ち上がりリビングへ行った。
目覚ましが鳴った。僕の大嫌いな朝が来てしまったんだ。
『はぁ』と気だるげなため息を吐き、体を起こした。
「あやか〜!おはよ!」
ニコッと効果音が付きそうなほどの笑顔を向ける妹
「…おはよ」
対照的に低い声で返す僕。これも嫌いだ。
挨拶…というよりは人が嫌いなんだ。
…親なんてもってのほか、
なぜ僕を生んだんだろう。何がしたかったんだろう。
未だに疑問が残る
ボーッとしてる間に時間は刻々と過ぎ、
気づけば5分経っていた。
焦った僕は立ち上がりリビングへ行った。