君はあたしの天然王子
「あ…
あぁああああ!!!!」
あたしは隣の男の子を指差して叫んだ!!
「え…君……」
ウソだ……
だって昨日の男の子がいたんだもん…
「君…昨日の泣いてた子だよね?」
覚えててくれてたんだ…
まさか こんな所で再開するなんて…
「あの…貴方は…家近いんですか?」
「え? ごめん。“こじんじょうりゅう”は言えないよ。」
―え
「個人情報…のことですか?」
「あ、あれ“こじんじょうほう”って読むんだ」
この人…
天然だけじゃなくて相当バカだ…