君はあたしの天然王子
*3* 彼との再会2
―そして日曜日…
「待ち合わせ場所は二町目のロー○ン!!」
あたしはバッチリ支度をして、待ち合わせ場所まで歩いた。
「まだかなぁ?」
時間は十分前。
こうやって人を待ってると、先輩とのデート思い出すなぁ…
もう思い出しちゃダメなのに…
やっぱり あたしって
しつこい女?
まだ好きなんて言ったら呆れちゃうね…
―すると…
「あぁあああ!!!」
「!?」
あたしの隣にいた女の人が叫んだ!!
「どっ…どうしたんですか!?」
「コンタクト!! コンタクト落としたのぉ!!」
えぇぇーー!!?
「大丈夫ですか!? あたしも探します…」
あたしは しゃがんでコンタクトを探す。
「ホントに!? ありがとう~…」
女の人は目を潤ませながらも、その場を動かないようにコンタクトを探す。
コンビニの前で女二人が何してんだか…