君はあたしの天然王子
ホームに着いたとたん電車が来たので、あたしはそれに乗り込んだ。
尚陽くんのバカ…
コンパなんて行きやがって…
こんなことも許せないあたしは心が狭いのかな?
でも…あんな可愛い子たちが居たとなると、嫉妬したくなる…
許せないよ…バカ…
でも、尚陽くんとケンカするのなんて初めてかも。
「はあぁ…」
あたし、尚陽くんに飽きられてたらどうしよう…。
メールで謝ろうかとケータイを取り出したけど、あたしはそれをしまった。
ショックが大きすぎる…
もお、尚陽くんのバカー!!
最低サイテー!!
やっぱり、尚陽くんなんて もう知らない!!