君はあたしの天然王子






オレはふらふらしながら駅のホームに行くと…目の前には見慣れた後ろ姿が…



あれは、美奈…?




オレは思い切ってその肩を叩いた。



「みなっ…」



…が、振り向いたのは…




「はい?わしは鈴木じゃが?」



おじいさんと間違えたーー!!!



「ご、ごめんなさい人違いです…」



美奈とおじいさんを間違えるなんて、やっぱオレどうかしてるよ。



オレはホームに着いた電車に乗り込んで、心地よい揺れの中、眠ってしまった…





そう、眠ったら…





学校よりも5駅分離れた駅に着いてしまった…





寝過ぎちゃったー…









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