君はあたしの天然王子
でも…いつも怒ってばかりで煩いお兄ちゃんが こんなに緊張しちゃうなんて…
恋ってスゴいなぁ…
あたしは今…恋…してるのかな?
でも、尚陽くんに会ってから、ちょっとずつだけど先輩のことを忘れてきてる気がする。
先輩が居なくなってポッカリ空いた隙間を尚陽くんが埋めてくれてる気がする…
あたしは…
やっぱり尚陽くんのこと…
好きなのかな?
そんなことを ずっと考えていたら、その日は全然眠れなかった。