君はあたしの天然王子
すると、美奈ちゃんが口を開いた。
「ゴメン尚陽くん…あたし寝てたね…」
「ん?いいよ~。で、話って何?」
平然としとかなきゃ…でも冷や汗ダラダラだよ…
「えっと…」
美奈ちゃんが恥ずかしそうに下を向く。
な…何か可愛い。
「その…」
な…何!?
「め…迷惑かもしれないけど…あたしね、尚陽くんのことが……好き…です…」
「え…」
美奈ちゃんが―…
オレのこと好き―…?
ま…まじで…?
美奈ちゃんが顔を真っ赤にしてオレを見上げてくる。
かわ…可愛い…
キスしたい…
って何考えてんだオレ!!
変態じゃん!!