~恋に気付くとき~
へんか
「結っ、いつまで寝てるのっ」
……お母さんに起こされた。
すっかり休みモードのあたしは、昼近くまで寝ていることが多い。
寝ぼけて起きて行くと、トールちゃんのお父さんとお母さんも来ていた。
「おじさん、おばさんこんにちはっ。」
あれ?
今日は、確か…?
「じゃあ、お母さんたち出かけるからねっ。トール君にも頼んでおいたけど、ちゃんと鍵しめて留守番してね。」
「ふぁい…。」
毎年恒例となっている、四人旅行だ。
うちの親とトールちゃんの親で旅行行くんだ。
去年までは、あたしたちも一緒に行ってたけど。
今年はトールちゃんも受験で塾あるし、あたしもつまんないから行かないって言ったんだっけ。
すっかり忘れてたよ。
……お母さんに起こされた。
すっかり休みモードのあたしは、昼近くまで寝ていることが多い。
寝ぼけて起きて行くと、トールちゃんのお父さんとお母さんも来ていた。
「おじさん、おばさんこんにちはっ。」
あれ?
今日は、確か…?
「じゃあ、お母さんたち出かけるからねっ。トール君にも頼んでおいたけど、ちゃんと鍵しめて留守番してね。」
「ふぁい…。」
毎年恒例となっている、四人旅行だ。
うちの親とトールちゃんの親で旅行行くんだ。
去年までは、あたしたちも一緒に行ってたけど。
今年はトールちゃんも受験で塾あるし、あたしもつまんないから行かないって言ったんだっけ。
すっかり忘れてたよ。