~恋に気付くとき~

真っ暗な部屋は、なんだか不気味っ。


あたしは、凄い怖がりなんだ。

嫌だなぁ、鍵しめてあったっけ?

玄関のほうから、音が聞こえたような…。


……どうしよう?……真っ暗だから、留守だと思った泥棒かも。

気のせいだよね。


……怖い。


音をたてないように、一階へおりた。

やっぱり真っ暗だ。

とりあえず玄関の鍵しめなきゃ。

玄関へむかう。


ガチャガチャっ。


そのとき、玄関のドアを外から誰かが開けようとしていた…。
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