~恋に気付くとき~
「お前、電気もつけないでいるから、何かあったかと思って見にきたら…。」


「だって…。あたしっ…昼寝しちゃってて…気付いたら…真っ暗でっ…。こわかったんだもぉ~んっ。」


涙が止まらなくて、


「ったくっ…。」


しょうがないなって言いながら、泣いてるあたしを立たせた。


そして…。

「わかったからっ。もう泣くなっ。」


トールちゃんが、あたしを優しく抱き締めた…。
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