~恋に気付くとき~
確かにトールちゃんはおとなっぽくて、制服着てなかったら、高校生には見えない。


「ほらっ、行くぞっ。」

あたしのカバンをさり気なく持ってくれる。

トールちゃんは、意地悪いうけど、優しいんだ。


子どもの頃から、ずっとあたしを守ってくれた。


だから、あたしも甘えてしまうんだ。

守られてるって幸せだから…。


でも、あたしも高校生だし、このままじゃイケナイ…。


それに……。
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