~恋に気付くとき~
二度目のキスは、触れただけのキスだった…。
あたしを抱き締めたトールちゃんが、あたしの首筋に顔を埋めていた…。
あたしは、やっぱりトールちゃんが好きで。
トールちゃんがあたしの側にこうしていてくれるだけで、幸せなんだけど……。
「トールちゃんっ…。遥香先輩は?」
おそるおそる聞いてみる。
「あ…っ、いいんだ。あいつは…。」
「良くないよっ。トールちゃんの彼女でしょ?付き合ってるんでしょう?」
あたしは、トールちゃんの何?って聞きたいけど言えない…。
「いやっ、違うんだ結…。今は、ハッキリは言えないんだ…。でも、俺は…遥香に恋愛感情はない。俺たちは、そういう関係じゃないんだ…。」
「…???じゃあ、どういう関係?」
ハッとするトールちゃん。
「とりあえずっ、今俺が言ったこと秘密だぞっ。…俺が、結を襲ったことも、誰にも言うなよっ。」
あたしを抱き締めたトールちゃんが、あたしの首筋に顔を埋めていた…。
あたしは、やっぱりトールちゃんが好きで。
トールちゃんがあたしの側にこうしていてくれるだけで、幸せなんだけど……。
「トールちゃんっ…。遥香先輩は?」
おそるおそる聞いてみる。
「あ…っ、いいんだ。あいつは…。」
「良くないよっ。トールちゃんの彼女でしょ?付き合ってるんでしょう?」
あたしは、トールちゃんの何?って聞きたいけど言えない…。
「いやっ、違うんだ結…。今は、ハッキリは言えないんだ…。でも、俺は…遥香に恋愛感情はない。俺たちは、そういう関係じゃないんだ…。」
「…???じゃあ、どういう関係?」
ハッとするトールちゃん。
「とりあえずっ、今俺が言ったこと秘密だぞっ。…俺が、結を襲ったことも、誰にも言うなよっ。」