~恋に気付くとき~
「うん…。初めてだから…下手なんだけど…ごめんね…。」


あたしは、恥ずかしくて顔をあげることが、出来なかった。


「マジで……。」


そうトールちゃんが呟いたのを最後にあたしの目の前が真っ暗になった。


トールちゃんがあたしを抱き締めたから…。



「トールちゃんが……好きっ。」


トールちゃんの腕に抱き締められながら、あたしは告白した。
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