大嫌いな男子に恋をした
「そりゃね…」
「あっ??なんか言った??」
「べっつにー笑」
「なんだよそれ、気持ちわりーな」
「はいはい わかったから。それよりクラス表見に行こ」
私は渋々着いていった
えーっと私は…1組か
よかった。近くて楽だわ
「ん??瑠奈も一緒か」
瑠奈は花垣瑠奈―Hanagaki Runa―だから
出席番号は私の1個前だった
「うわっまじか最悪~」
「あっそ」
「嘘だってごめんってば~」
瑠奈を無視して私はもう一度クラス表を見た
「……げっ……」
まじかよ アイツと一緒かよ…
「どうしたの??そんな変な顔して」
「うっせーな…ほら見ろよアイツらと一緒のクラスだってよ」
アイツらというのは私と瑠奈の幼なじみの
新井 宗―Arai Syu―と日向 翔―Hyuga Kakeru―のことだ
二人はイケメンらしい
翔はイケメンだけど宗は…ただの性悪やろーだな笑
私は宗が苦手というか嫌いだ
アイツと話すとイライラしてくる…
瑠奈はクラス表を見るととても喜んだ
「やったー!!」
瑠奈は中学の頃から翔が好きらしい
「翔は優しいもんな」
瑠奈は顔を赤くした。本当分かりやすい
「教室いこうぜ」
「う、うん!!」