堕ちても純白に
学校から30分ぐらい車で走った所で車わ止まった。
「おりろ。」
何こいつ。上から目線で命令口調。むかつく。だけど不思議と嫌じゃ無いこの声。
「すいません運転してくださった方ありがとございました。」と降りたときに運転席の方を覗き込みながら言うと驚いた顔をした後すぐに笑顔で「どういたしまして」と言ってくれたので私も笑い返した。すると麗夜が私の手を掴みスタスタ歩き出したから自然と着いていく感じになった。




にしてもここ広い。かれこれ5分以上わ歩いてる。そろそろ…とおもって麗夜に話しかけた。
「ねぇ、麗夜いつまで手繋いでるわけ。逃げたりしないから離してよ」

「きゃあっ!ふっ」麗夜がいきなり立ち止まったため転びそうになったがなんとか踏ん張った。
「もぉ、なんな「ひなめ…」
あ、遮られた
「どおしたの?」
「俺のこと
隣の襖の開く音がした。
「あ!ひな!麗夜!何やってんだよ!早く中来いよ」

あ、麗夜も遮れた。横で舌打ちしてるし。私が小さく笑うと麗夜が繋いでる手を強く握った。
てゆうかひなって呼んだよね?誰だろうと思って横を見ると昨日の男がいた。
素直に驚いた。
「よお、ひな今朝ぶり。」
昨日わありがとう。と言い微笑むと麗夜わまた舌打ちをした。
「おい、ひな麗夜早く中入れよ。」
麗夜は私の手を引いて昨日の男のいる部屋に入った。



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