最後まで……
「かな!あれを放っといていいわけ!?」
私は『夢崎 花菜』
隣で怒っているのは私の親友の『夢野 友(ユメノ トモ)』
高1の時、名前が似てて席が近くか仲良くなった。
今ではずっと一緒の私のお姉ちゃんみたいな
ともちゃん。
「いいんだよ。優は人気者だし女の子と遊んでるだけだから」
「でも!あんなにベタベタする必要ないじゃん!!」
「ともちゃんありがとう」
「かな~。そんな悲しそうな顔しないでよ~」
ともちゃんが抱き付いてくる。
私はともちゃんの背中をさする。