ルビーの瞳と朱の霧



「海威くん、今日アタシとあそぼぉ??」


「ええっ??あたしだよねぇ??」



チッ。うるさい女達だな!!
まあいい。こんなのちょっと王子出しときゃ楽勝だろ。


「すみません、今日は少し用事がありまして。
また今度、暇な時にでもお誘いいただければ…。」

ここで軽く王子スマイル…。
っと。


キラッ☆


「「「「「はぁい。」」」」」


あぁ。女も、王子演じるのも、面倒くせぇ。


そう思い、目をそらした先には…。


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