イジワルな旦那様とかりそめ新婚生活
「でも……」
何か違和感を感じて刹那さんの腕の中から抜け出し、はだけたバスローブを直すが、驚いた事に下着を着けていなかった。
「……何で?」
まさか……また寝ぼけて……今度は色仕掛けで刹那さんを襲ったとか?
ストリップみたいなことして?
……この私が?
ない、ない!絶対にない?
私はブンブンと頭を振る。
そんな大人の女の高等テクニック、私にはない。
だったら、何でこうなった?
……昨日は確かご飯の後にお風呂に入って……夢を見てたらお風呂の中で溺れそうになって……そしたら刹那さんが入ってきて……。
そして、彼は……裸の私を抱き上げた。
は……だ……か?
「う……そ……」
昨日は死にかけて苦しかったからそれどころじゃなかったけど……大変な事に今気づいた。気づかなかった方が幸せだったかもしれない。
何か違和感を感じて刹那さんの腕の中から抜け出し、はだけたバスローブを直すが、驚いた事に下着を着けていなかった。
「……何で?」
まさか……また寝ぼけて……今度は色仕掛けで刹那さんを襲ったとか?
ストリップみたいなことして?
……この私が?
ない、ない!絶対にない?
私はブンブンと頭を振る。
そんな大人の女の高等テクニック、私にはない。
だったら、何でこうなった?
……昨日は確かご飯の後にお風呂に入って……夢を見てたらお風呂の中で溺れそうになって……そしたら刹那さんが入ってきて……。
そして、彼は……裸の私を抱き上げた。
は……だ……か?
「う……そ……」
昨日は死にかけて苦しかったからそれどころじゃなかったけど……大変な事に今気づいた。気づかなかった方が幸せだったかもしれない。