赤黒いバラ
一時間近く経ったのだろうか。
眠っていた。
ゼリーが食べたいと最後に思ったからだろうな。
桃のゼリーを食べようとする夢見た。
そう思っていると、ドアが開く音がした。
保健の先生かな。
そう思っていたら、小鳥遊先生だった。
「大丈夫か?8度3分なんてインフル並みじゃないか。」
普通の人の話でしょ。
「先生…ゼリー食べたい…。」
夢にまで見るくらい今食べたい。
そう言うと、
「熱のときほどのゼリーって美味しいよな。と言うか、熱でても食かよ!!」
それは、わかる気がする。
「仲上先生も心配してたぞ。顔色ヤバかったです。って報告しに来たし。」
ヤバかったです。って…仲上先生ヤバイとか使うんだ…。
「なんか、上の空って感じだな。そりゃそうか。頭働かないわな。」
いや。ちゃんと答えてますよ。心のなかで。
そう思っていると、小鳥遊先生が私のおでこに手をやった。
「本当に熱いな。熱冷まシートいるか?」
眠っていた。
ゼリーが食べたいと最後に思ったからだろうな。
桃のゼリーを食べようとする夢見た。
そう思っていると、ドアが開く音がした。
保健の先生かな。
そう思っていたら、小鳥遊先生だった。
「大丈夫か?8度3分なんてインフル並みじゃないか。」
普通の人の話でしょ。
「先生…ゼリー食べたい…。」
夢にまで見るくらい今食べたい。
そう言うと、
「熱のときほどのゼリーって美味しいよな。と言うか、熱でても食かよ!!」
それは、わかる気がする。
「仲上先生も心配してたぞ。顔色ヤバかったです。って報告しに来たし。」
ヤバかったです。って…仲上先生ヤバイとか使うんだ…。
「なんか、上の空って感じだな。そりゃそうか。頭働かないわな。」
いや。ちゃんと答えてますよ。心のなかで。
そう思っていると、小鳥遊先生が私のおでこに手をやった。
「本当に熱いな。熱冷まシートいるか?」