赤黒いバラ
「車まで運んだのか?あれ俺じゃないぞ。担任の…先生だったぞ。」

小鳥遊先生!?

まさかのお姫様抱っことか!?

いやいや…他に運び方あるだろ。

ロマンチックに持っていくんじゃない。

私の体重だ。どうやって引き摺って行ったんだろうが正解だ。

明日にでもお礼言わないとな…。

なんか…そうやってだんだん好きが大きくなってきてる気がする。

何だかんだで目で追っかけたりしちゃう私がいる。

夏休み前の気持ちに戻るのは難しいんだね。
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