赤黒いバラ

カナワナイ

気がついたら冬休み前日になってしまった。

「じゃあ、明日は三年生送別会をします。1年の皆さんはお菓子など持ってきてくださいね。」

明日から冬休み。

明日は送別会。

先輩が居なくなるのか…

なんか寂しい気もするなぁ…

部活の友達と寂しくなるね。

なんて会話をしていた。

石持先輩…卒業か…

憧れていたのもあるけど、小鳥遊先生のことを考えると嫉妬してしまう。

実際に石持先輩の気持ちはどうなのか知らないけど。

もし…もし好きなら、告白とか…する…のかな…。
< 163 / 242 >

この作品をシェア

pagetop