赤黒いバラ
教室に戻ると小鳥遊先生が帰りの会をするために待っていた。
「早く席につけー」
帰りの会
「卒業式お疲れさま。再来年だからって気を抜かないようにな。留年とかしないように。まあ、わかってると思うが、月曜から後期末テストだ。」
そんな簡単な話をして帰りの会は終了。
帰りの用意をしてみんなクラスにとどまる。
部活の先輩へのメッセージだとか花束を渡すために先輩方の終わりを待っている。
なぜか会話がない。
「彩月はやっぱり手作りのもの渡すの?」
沈黙に耐えきれずえなが言った。
「うん。手作りの写真たてと普通に色紙…美結ちゃんは?」
「変な紅茶。苺紅茶とかオレンジ紅茶とか…まあ、桜は聞かなくてもだいたいね…色紙に絵描いたらOKな部分あるしね。」
そうかもしれないが、一番楽なのはえなでしょ。
「えなはあたしと同じく色紙だけでしょ?」
「うん。そうなんだ。バレー部だし。作るものも無いしね。」
一通り会話を終わらせるとそれぞれの部活の友達が迎えにきた。
「さく!(桜のこと)行くぞ!」
そう言われて部活の友達に引っ張られて行った。
「早く席につけー」
帰りの会
「卒業式お疲れさま。再来年だからって気を抜かないようにな。留年とかしないように。まあ、わかってると思うが、月曜から後期末テストだ。」
そんな簡単な話をして帰りの会は終了。
帰りの用意をしてみんなクラスにとどまる。
部活の先輩へのメッセージだとか花束を渡すために先輩方の終わりを待っている。
なぜか会話がない。
「彩月はやっぱり手作りのもの渡すの?」
沈黙に耐えきれずえなが言った。
「うん。手作りの写真たてと普通に色紙…美結ちゃんは?」
「変な紅茶。苺紅茶とかオレンジ紅茶とか…まあ、桜は聞かなくてもだいたいね…色紙に絵描いたらOKな部分あるしね。」
そうかもしれないが、一番楽なのはえなでしょ。
「えなはあたしと同じく色紙だけでしょ?」
「うん。そうなんだ。バレー部だし。作るものも無いしね。」
一通り会話を終わらせるとそれぞれの部活の友達が迎えにきた。
「さく!(桜のこと)行くぞ!」
そう言われて部活の友達に引っ張られて行った。