赤黒いバラ
「そうだもんね。普通科は音大だとか芸大向けだし、国際科って…私立文系向けだもんね。国立目指したいならここしかないか…」
と、えなはしみじみとここの学校のカリキュラムのおかしさを考えている。
「でも、普通科だよね?ってひどくない?あたしそこまで馬鹿だった?確かに?唯一の取り柄と言ったら?絵しかないですよ!!」
私は少し怒ったように大きな声で拗ねたように言った。
そしたら、えなは笑いながら「冗談だって!!」と言った。
「そう言えば、朝は講堂に行かないと駄目なんだよね?間違えて教室にいても誰も来ないんだよね?」
えなは少し焦ったように言った。
始業式と…着任式があるんだっけ?と思いつつ、私はそうだよ。とだけ答えた。
と、えなはしみじみとここの学校のカリキュラムのおかしさを考えている。
「でも、普通科だよね?ってひどくない?あたしそこまで馬鹿だった?確かに?唯一の取り柄と言ったら?絵しかないですよ!!」
私は少し怒ったように大きな声で拗ねたように言った。
そしたら、えなは笑いながら「冗談だって!!」と言った。
「そう言えば、朝は講堂に行かないと駄目なんだよね?間違えて教室にいても誰も来ないんだよね?」
えなは少し焦ったように言った。
始業式と…着任式があるんだっけ?と思いつつ、私はそうだよ。とだけ答えた。