ねえ好きって言って 【完】
「零太の、零太の……嫁泥棒ー!!!」




うわ~ん!!と泣き叫びながら
凪はどこかへと走り去ってしまった。




嫁泥棒って…




恵恋を見るとキョトンとした様子で
凪の去った後を見ていた。




「嫁泥棒ってどういうこと?」

「あ~まぁ、気にするな」




こりゃ事情を話す
必要があるな…




あー何でこう
めんどくさいことになるんだか。
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