ねえ好きって言って 【完】
あれ、心臓の音が…




ドキドキと脈を打って
鳴り止まなかった。




熱のせいかな…?




あっ早く家に入らないと。




熱のせいで思考回路が
上手く働かずこの鼓動の意味が
よく分からなかった。




ただ零太くんのあったかい背中の
ぬくもりはよく覚えていた。




零太くん、いつもありがとう…




また熱が上がってしまう前に
ベットに横になったのだった。
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