ねえ好きって言って 【完】
あれ?!
もしかしてオッケーしちゃ
ダメだった?!




凪くんが一緒に居たため
真相は聞けず終いで
3人で教室を出たのだった。




あれ?あんなところに
他校の制服着た子が…




校門には私たちの制服とは
違う制服着た女の子がいた。
誰かを待っているようだった。




「…………美琴(ミコト)」




え?




零太くんが何かを
呟いたかと思えば
校門で待つ女の子の元へ
走って行っていた。




「…零太くん?」




私はその後ろ姿を
見送ることしかできなかった。
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