ねえ好きって言って 【完】
俺たちは空き教室へときた。




なんか凪怒ってるよな。




「凪、話って?」




凪は重い口を開いた。




「俺、恵恋に告白した」




はっ?




突然のことに言葉が出なかった。




告白?
おいおい、嘘だろ。




冷や汗が垂れる。




「な、なんで…」
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