ねえ好きって言って 【完】
「恵恋、水族館どうだった?」

「すっごく楽しかった!連れてきてくれてありがとね」




本当に楽しくて
時間がすぎるのが
あっという間だった。




「それならよかった♪」




何故か凪くんの笑顔を
見る度に少しずつ心が
痛むようになっていた。




ちゃんと返事しないとね…




「あ、あのさ…凪くん」




深呼吸をして
心を落ち着かせる。




「あ、もしかして告白の返事?」

「う、うん…そのことなんだけど」




緊張して凪くんの顔見れないよっ




それに私今、顔赤いだろうし。
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