ねえ好きって言って 【完】
「なんで如月さんが…」
「零太くんとどういう関係なの?」




う~やっぱみんな
早速気になりだしてるし…




みんなの視線が痛い……




「恵恋!聞いたよ!朝、相良くんと…」




「わわわっ綾乃ちゃんちょっとこっち!」




私は綾乃ちゃんを教室の
外へと連れ出してヒソヒソと話した。




とりあえず事情を説明した。




「なるほどね~相良くんがそんな人とは思わなかったけど」




「このことはみんなには内緒にしてね」




私は顔の前で手を合わせた。




「勿論!でもクール王子の彼女になれるなんて恵恋ラッキーじゃん♪」
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