ねえ好きって言って 【完】
冷や汗が垂れる。




私は反射的に後ろへ下がっていく。




「女の子たちに頼まれちゃってさ~恵恋ちゃんを懲らしめてほしいって」




「な、なんで…」




わけわかんない…!
なんで私がそんなことに。




「相良零太と仲いいらしいね」




ギクッ




もしかしてそんな理由で…




さすが王子様…
相良くんのこと甘く見てたよ。
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