ねえ好きって言って 【完】
「…悪かった」




…え!相良くんが謝った?




まさか相良くんが謝るとは
思ってもみなかったため
反応に困った。




「でも、俺の彼女なんだから仕方ないよな」




するとフッと鼻で笑った。




えぇー?!なにそれ!
しかも彼女じゃなくてフリだから!




「安心しろ。お前のことは守るから」




その時相良くんが初めて
自然な笑顔で笑っていた。




どうしよう、顔が熱い。
また赤くなっちゃう…




この時私は体温が1度上昇した。
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